開放・革新のアジア、世界の繁栄・発展の重要な動力源に

開放・革新のアジア、世界の繁栄・発展の重要な動力源に。

タグ:ボアオ アジア 

発信時間:2018-04-08 13:17:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 世界は現在、大発展・大変革・大調整の時期にあり、中国の特色ある社会主義は新時代を迎えている。この時代背景のもと、間もなく開幕するボアオ・アジアフォーラム2018年年次総会は、世界の注目を集めている。今年のテーマは「開放と革新のアジア、繁栄と発展の世界」。世界各地、特にアジア太平洋の国家首脳、政府高官、国際機関の責任者、経営者、専門家・学者などを招待する。共に関心を寄せる議題について議論と交流を掘り下げ、アジアの共通認識を形成することで、アジアの深く実務的な協力を推進し、世界の繁栄・発展に恵みをもたらす。

 

 (一)次の開放と革新を必要とするアジア

 

 全体的に見ると、アジアのこの数十年の経済成長率は、世界経済の平均水準を上回っており、経済の奇跡を次々と創り出した。特に経済グローバル化の中で、アジアは最も発展の活力ある地域、世界最大の貨物・サービス貿易市場、重要な対外直接投資の流出・流入地になった。これにより21世紀の国際舞台で急台頭する「新興経済体」が最も集中する地域になった。

 

 アジア経済の高度発展は、2つの関連し合う重要な要素によるものだ。まず、アジア自身の開放と革新で、次に、深い発展を続けるグローバル化だ。ところが2008年に米国を発端とする国際金融危機が世界経済に重傷を負わせ、「脱グローバル化」の不穏な動きが生まれた。またアジアの経済成長が中長期的に蓄積する、内部の構造問題が日増しに浮き彫りになった。

 

 新情勢に適応できるアジアの開放と革新を促進するため、今年の年次総会は持続可能な発展、マクロ経済政策、企業の責任、社会・文化の発展、科学技術革新、「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)の共同協議・建設・共有、地域協力の強化といった異なる面と次元から、さらなる開放・革新の方針及び具体的な措置を議論する。

 

 (二)グローバル化を条件とする開放・革新、協力により実現

 

 経済グローバル化という歴史の流れの中で、アジアの発展は世界経済の繁栄・発展と終始結びつく。アジアの開放・革新も世界の開放・革新と密接につながり、相互補完する。

 

 アジアの各経済体はこの数十年に渡り、経済グローバル化、地域一体化の流れに順応し、地域内の相互依存度が高まり続けた。アジア内部の相互貿易額は現在、アジアと北米及びユーロ圏などの域外経済体との貿易総額を大幅に上回っている。またアジアの各経済体は自国の発展を地域枠組み内だけに制限するのではなく、世界各地との経済融合・協力を掘り下げ続けている。これによりアジアの世界商品市場及び対外直接投資に占める割合が上昇を続け、世界経済の重心のアジアへの移転を早めた。またアジアと世界各地の発展の連動性と相互依存度を高めた。

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