【白い目で見られる】
計画によると、自衛隊は検査の技術経験を持つ人員を2月1日までに普天間基地に派遣するはずであり、米国側も一度は同意していた。しかし2月1日の当日になり、米国側はさらなる準備期間が必要と突如言い出し、日本側の派遣計画の延期を決定した。
防衛省の関係者によると、日本側は米国側と派遣について協議を試みてきたが、米国側からは今も回答がないという。
政府筋の話によると、米軍側は日本側の報道などから、派遣を「査察」と受け止め、反対姿勢を取っている。米国側の言い分によると、軍機の不時着は事故防止の予防的措置であり、日本側の査察を受け入れる理由はないという。
米軍機は長期的かつ頻繁に、沖縄県でトラブルを起こしている。防衛省の統計データによると、在日米軍機は2017年に安全事故を25回起こし、2016年の11回から2倍以上に増えた。米軍関係者の「事故は減少傾向を示している」という言い分と矛盾している。
米軍のCH-53E大型輸送機が昨年10月、空中で発火し不時着し、地上で死傷者が出るところだった。昨年12月には米軍機が地上に物体を落下させる事故が2件生じ、幼稚園の屋根と小学校の校庭に落下した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年5月7日