中国工程院院士の鄔賀銓氏は『経済参考報』記者に対し、IPv6の構築に伴い、中国の次世代インターネット建設が正式に始まり、次第にペースを上げるとの見方を示した。その時に中国のインターネットインフラ水準は大幅に向上し、世界トップになるとみている。
インターネット強国戦略について、特にインターネットインフラ建設強化の重要性が各業界の共通認識となっており、将来的な中国のデジタル経済発展の「ハードウエア」になると考えられている。阿里研究院院長の高紅兵氏は、『経済参考報』記者に、インターネットインフラが道路や鉄道、電力システムと同じように、国民経済の円滑な発展を支えられる「ハードウエア」になりつつあると説明。インターネット関連産業は、国民経済の基幹産業に成長するだけでなく、中国のデジタル経済発展と経済モデル転換の物質的基盤を固めることになるとの見解を示した。