業界内では一様に、中国がすでにインターネット強国とデジタル経済の国家戦略を打ち出しており、今後は関連するインターネットインフラの建設が続くとみられている。工信部総工程師の張峰氏は以前、中国の2015年インターネット建設投資額が前年比10%増の4千億元で、2016年と2017年が累計7千億元を超えると紹介した。これをもとに試算すると、「十三五(第13次5カ年計画、2016-2020年)」期間の中国インターネット建設投資額は1兆7500億元前後に上る見込み。中国では、「十二五(第12次5カ年計画、2011-2015年)」期間にビッグデータやクラウドコンピューティングなどの事業が始まったばかりで、5GとIPv6ネットワークがまだ構築されていないため、「十三五」期間にネットワークインフラの建設投資が加速する見通しだ。そうなれば、「十三五」期間の中国のインターネットインフラ建設投資額は2兆元の大台を突破する可能性がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月8日