ソフトウエアの更新で戦力ますます向上
「環球時報」記者が最初にこの300機というインパクトのある数字を見た時、心中かなり驚いた。ここ数年、この「スター」戦闘機はしばしば、開発や配備の過程でのマイナス面の情報でニュースとなってきたからだ。
ある中国軍事専門家は匿名で「環球時報」記者に対し、ロッキード・マーティンのこの知らせは、高度に国際化されたこの第5世代機プロジェクトの発展の現状を見直させるものだ。数を増やすと同時に、F-35は性能もますます高まっている。F-35は、生産と開発、試験、部隊配備を並行で進めるモデルで開発され、明らかになった問題の解決を進めると同時に、ソフトウエアの更新によってF-35の新たな能力の実現をはかってきた。
現在、米国はすでにソフトウエア「ブロック3F」の本試験を完了し、初期に就役したF-35のソフトウエアの更新を始めている。
中国の第5世代機はまだ努力が必要
ロッキード・マーティン社によると、F-35は、ステルス技術や超音速能力、先進センサー、先進武器、航続距離によって、史上最も戦闘力が高く、生存能力が最も強い戦闘機となった。F-35は、ただの戦闘機ではなく、データを収集・分析・共有する能力も戦力を大きく高め、空中・地上・水上あらゆる舞台での能力を増強した。