中国人専門家によると、300機のF-35系戦闘機のうちには同盟国に引き渡された機体もある。ただ、すでに長年にわたって運用されてきたF-22戦闘機を加えれば、米国の陸海空で配備された第5世代機はすでに400機を超えるものとみられ、無視できない規模を形成している。F-35はこれまでに多くの問題が明らかになっており、機動性を欠くなどの批判の高い大きな欠点もあるが、これが革命的な機種であることは否定できない。イスラエルはF-35Iを初めて実戦に投入し、実戦の試練も受けている。
この専門家によると、これに比べれば、中国の第5世代機の配備と訓練は、歩みを速めることが求められる。中国のJ-20も進歩を続けており、公開された状況から見れば、改良とシリーズ化はすでに着実に進められている。最近ではネットで、J-20に国産エンジン「太行」が搭載されているとみられる写真が出回った。だがJ-20の数はまだ少ない。中国は、先進技術を設備に転化し、戦闘力の形成をさらに進める必要がある。中国の軍隊は第二種のステルス戦闘機を配備すべきなのか、第二種ステルス戦闘機はどんなコンセプトであるべきかもできるだけ早く判断する必要がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月15日