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発信時間：2018-10-17 14:30:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　ロシアのペスコフ大統領報道官は15日、朝鮮の最高指導者である金正恩氏がロシアからの招待状を受け取ったことを明らかにした。金正恩氏の訪露の時期、ロシアのプーチン大統領との会談場所については、両国が外交ルートを通じ調整する。

　アナリストは「金正恩氏のロシア初訪問は、両国関係の強化を促し、両国の半島非核化プロセスにおける立場を調整する。朝鮮半島情勢の緩和が続くが、米朝が半島の非核化プロセスで大きな溝を残すなか、今回の訪問はロシアの半島問題をめぐる外交の駆け引きの影響力を高める見通しだ。また朝鮮が半島の平和プロセスにおいて、より大きな主導権を握ることを促す」と指摘した。

　中国社会科学院アジア太平洋・世界戦略研究院の王俊生副研究員は、「金正恩氏の訪露が順調に実現すれば、議題は3つに分かれる。朝鮮の核問題など双方が共に関心を寄せる議題、両国の政治・経済・安全などの分野における二国間協力、それから北東アジアの多国間協力だ」と分析した。

　王氏は「露朝両国は政治・外交分野で、旧ソ連時代の比較的特殊な関係を維持している。両国の高官は今年に入ると相互訪問を重ね、半島情勢の平和・発展の促進に対して積極的な力を発揮した。また両国は経済分野でも、労働者の輸出や観光などのプロジェクトの協力を維持している。両国は地理的に近く、経済の相互補完性が高い。二国間及び多国間協力の将来性が高く、大きな潜在力を秘めている」と指摘した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2018年10月17日

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