数世代に渡る努力、中国の技術進歩を実現

数世代に渡る努力、中国の技術進歩を実現。

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発信時間:2018-10-20 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 国家重大科学技術特別プロジェクト、国家ハイテク研究発展計画などの支持を受け、中国はハイテク分野で成果の山を築いた。次世代静止軌道気象衛星、SAR衛星、北斗測位衛星などが打ち上げに成功している。世界水準に匹敵する第4世代ステルス戦闘機と大型水上艦艇が次々と就役している。国産大型機、高速鉄道、第3世代原発技術など一部の戦略的分野で重要な地位を占めている。「追跡」から「並走」、さらには「リード」の飛躍を実現した。


 実際に世界各国の政府は、科学技術の発展を奨励する長期計画を立てている。中国の科学技術が手にした長期的な進歩は、中国政府による奨励や支持によるものだ。これは個人と企業を超越した組織である政府の職責であり、自国の産業アップグレード促進に尽力しない政府があれば無為無策と言える。


 政府の奨励とけん引を受け、民間資本も研究開発費を拡大する。中国の研究開発費は2017年に1兆7606億元に上り、1991年の123倍となった。米国立科学財団が発表した最新の報告書によると、現在の購買力平価に基づき計算すると、中国は2003−2013年の10年間に渡る世界の研究開発費成長の最大の貢献者で、研究開発費の増加分で世界の34%を占めた。中国に次ぐ2位の米国は14%だった。


 この90年に渡り、米国は世界の科学技術進歩の唯一のリーダーだった。中国を含む世界各国は、米国モデルの成功経験を参考にし、これに国の力を合わせ国内の科学技術発展を推進した。今後の世界の科学技術進歩は、複数の中心地が共に前進する環境を形成する。各国が自国の比較優位に基づき、科学技術の一部の分野を発展させることで、科学技術発展に向け異なる貢献を成し遂げる。


 今後一定期間に渡り、米国は依然として世界の重要な研究開発・革新センターであり続ける。しかし中国が科学技術革新を高度に重視していることから、中国は世界の革新分野でより大きな影響力を発揮し、自らのリーダーシップを発揮することになる。(筆者・中国現代国際関係研究院米国研究所経済室主任)


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年10月20日

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