今年4月のボアオ・アジアフォーラム年次総会の開幕式で、習主席は開放拡大の一連の措置を打ち出した。習主席は今回、これを踏まえた上で、中国の開放拡大の5つの新しい措置を宣言した。これは輸入の潜在力を引き出し、市場参入条件の緩和を続け、国際一流の経営環境を形成し、対外開放の新高地を構築し、多国間・二国間協力の深い発展を推進するということだ。
中国国際経済交流センターの張燕生首席研究員は「一連の開放拡大の新政策は非常に大規模であり、全面的な開放の行動の綱領であり、具体的かつ細分化されたロードマップでもあり、世界の投資家を安心させた」と述べた。
これは力強い開放の承諾だ。輸出の奨励から輸入拡大、輸出・輸入のモデルチェンジに向かっていることを、貿易会社は実感している。東方国際集団の童継生会長は、企業はより高い位置からより開放的な発想により、「一帯一路」と人類運命共同体の建設に積極的に参与すべきと述べた。
復旦大学中国研究院の張維為院長は「これらの開放の新たな措置は上海の発展を力強く推進する。上海は長江デルタ、全国、全世界により良く貢献できるようになる」と話した。
「中国経済は小さな池ではなく、大海原だ」 中国経済が注目を浴びていることについて、習主席は演説の中で大海原という形容により、中国経済への自信を明らかにした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年11月6日