習近平主席「アルゼンチンと包括的な戦略的パートナーシップの新時代を」

習近平主席「アルゼンチンと包括的な戦略的パートナーシップの新時代を」。両国首脳は、さらに広い分野で両国関係発展のビジョンを描き、両国の包括的な戦略的パートナーシップの新時代を手を携えて切り開くことで一致した…

タグ:一帯一路 貿易 インフラ 民生

発信時間:2018-12-03 13:32:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

習近平国家主席は現地時間2日、アルゼンチンのマクリ大統領とブエノスアイレスで会談した。両国首脳は、さらに広い分野で両国関係発展のビジョンを描き、両国の包括的な戦略的パートナーシップの新時代を手を携えて切り開くことで一致した。新華社が伝えた。

 

習主席は「双方は引き続き互いの核心的利益に関わる問題で支持し合い、相手国が自ら選択した発展路線を断固として支持する必要がある。今年以来、アルゼンチンの経済・金融情勢に動揺が生じている。中国側は自国の金融の安定維持に向けたアルゼンチン側の努力を実際の行動で支持する。中国側はアルゼンチン発展の将来性を確信し、中国アルゼンチン協力への期待に満ちている。双方は今後5年間の両国政府共同行動計画を綱領に、『一帯一路』共同建設の枠組で意思疎通と協力を強化し、両国の発展計画を連携させ、各レベル、各分野の交流や協力を統合的に計画して推進する必要がある。中国側はアルゼンチンの良質の製品やサービスの輸入を拡大し、二国間貿易の円滑化を促進したい。中国側はアルゼンチンのエネルギー多元化戦略を支持する。中国側はアルゼンチンのインフラ整備、民生などの事業に積極的に参加し、アルゼンチンと南米地域のコネクティビティ強化を促進したい。投融資及び通貨スワップ協力を深め、国際通貨体制の改革・整備を支持し、国際経済・金融機関における新興エコノミーと途上国の発言権や代表性を高める必要がある。青年交流を推進し、文化・教育・観光・スポーツ分野の協力を強化し、両国民の相互理解と友好的感情を増進する必要がある」と指摘。

 

また「中国とアルゼンチンは共に重要な影響力を持つ途上国、そして新興エコノミーであり、多国間主義及び開かれた包摂的な世界経済を共同で支持するべきだ。中国側はアルゼンチン側と多国間枠組での調整と協調を強化し、南南協力を深めて、経済グローバル化の成果がより多くの途上国に恩恵を及ぼすようにし、手を携えて人類運命共同体を構築したい」とした。

 

マクリ大統領は「アルゼンチン側は中国との包括的な戦略的パートナーシップの深化に揺るぎなく尽力し、『一帯一路』の枠組での協力を強化する。近年、アルゼンチンと中国は相互信頼を強化し、各分野で活発に交流しており、両国協力は互恵・ウィンウィンの新たな段階に入っている。アルゼンチン側は第1回中国国際輸入博覧会に成功裏に参加した。中国市場をさらに開拓したい。アルゼンチン側は今回の今後5年間の共同行動計画調印を契機に、農業・金融・航空・インフラ整備などの協力を拡大し、観光・スポーツなど人的・文化的分野の交流を増進したい」と述べた。(編集NA)

 

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