農産物とエネルギーの輸入が焦点に
フランスのラジオ・フランス・アンテルナショナル(電子版)は5日、次のように伝えた。
中米貿易戦争が2018年7月に始まってから、両国経済に影響が生じている。米供給管理協会(ISM)が発表したデータによると、米国の製造業活動の12月の低迷は、予想を上回るほどだった。
仏ナティクシス銀行のベテラン中国経済専門家は「米国経済の低迷により、人々はトランプ氏の経済政策を疑問視し始めている。トランプ氏は市場の焦りをなだめる必要がある」と述べた。
中国商務部は先ほど、中米両国は貿易バランスの乱れ、知的財産権の保護などの交渉で新たな進展を手にしたと発表した。中国側は今年1月1日より、米国から輸入する自動車と自動車部品への関税上乗せを一時停止すると発表し、大豆の輸入を再開した。
米国側が発表した代表団の名簿から判断すると、今回の交渉は農産物とエネルギーの輸入に焦点を絞ることになるという分析もある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年1月7日