中国人民政治協商会議第13期全国委員会第2回会議が3日午後、北京市の人民大会堂で開幕した。傍聴に招待された各国の駐中国使節は中国新聞社のインタビューに応じた際に、中華人民共和国成立70周年に際し、両会の中国経済発展及び対外交流に関する新ビジョンに注目しており、中国との協力を引き続き強化することに期待すると表明した。
駐中国アルメニア共和国大使館の一等秘書は「今年は中国にとって極めて重要だ。周知の通り、今年は中華人民共和国成立70周年だ。共和国の歴史の中から知恵を集めることは、国の未来の持続的な繁栄に対してとりわけ特殊な意義を持つ」と述べた。
同氏は中国の今後1年の国際関係に関する議題に特に関心を寄せている。「中国政府は今年、第2回『一帯一路』国際協力サミットフォーラムを開催する。このホスト国外交が中国経済の安定的な局面にプラスの影響を及ぼすことを信じている。これは現在の中国にとって非常に重要だ」
駐中国ボツワナ共和国大使館の参事官は、「世界の発展と変革の中で、中国は非常に上手く取り組んだ。中華人民共和国成立70周年に際し、中国の経済分野の改革が依然として進められている。ボツワナと中国の二国間関係は現在、良好に発展している」と話した。
駐中国ブルキナファソ大使館の二等秘書は、中国経済の発展に自信を持っている。中国経済は急速に発展しており、経済の高い実力を持つという。「中国人は国と足並みをそろえており、国民の需要が絶えず満たされている。平等な発展チャンスを共有し、同じ美しい生活の憧れを持っている」
ユネスコ中国駐在所の欧敏行代表は、教育・自然・科学技術・交流活動などの話題に非常に関心を寄せており、これらの報告で取り上げられるビジョンが実現されることに期待感を示した。
駐中国ノルウェー大使館の公使名称参事官は、中国政府が大気汚染問題の対策を続け、汚染防止攻略戦を続けることに期待した。これは汚染問題が経済・社会の発展に課題をもたらしているからだ。同氏はまた貿易や人員交流など、ノルウェーと中国の二国間関係に注目しており、双方の関係がさらに発展することを願っている。
駐中国キューバ共和国大使館の参事官は、個人的に香港・マカオ・台湾地区の発展状況に注目しており、中国がより良く発展することを願っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年3月4日