国務院港澳(香港・マカオ)事務弁公室報道官は4日、香港で3日極端に過激なデモ参加者数人が某建築物の前に掲げられていた中華人民共和国国旗を引きずり下ろし、海に投げ入れた事について、この悪辣な行為を厳しく非難する談話を発表した。新華社が伝えた。
同報道官は「8月3日夜、覆面をした黒衣のデモ参加者数人が香港・尖沙咀で某建築物の前に掲げられていた中華人民共和国国旗を引きずり下ろし、海に投げ入れた。これは『中華人民共和国国旗法』及び香港特別行政区『国旗及び国章条例』を深刻に犯し、国家と民族の尊厳を公然と侵し、『一国二制度』原則の守るべき一線をほしいままに踏みにじる行為であり、香港同胞を含む全中国人民の感情を極めて大きく傷つけた。われわれはこれに強い憤りを表す。われわれは香港特別行政区の警察隊と司法機関が果断な法執行と厳正な司法によって、早急に違法犯罪分子を法の裁きにかけることを断固として支持する」と表明。
「極少数の極端な過激分子による国旗侮辱という醜い行為は、彼らのする事なす事がすでに意見の自由な表明という範疇を遥かに超えて、犯罪の深淵へと滑り落ちていることが再び明らかにされた。これに対しては決して手加減せず、法に基づき厳しく処罰しなければならない」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年8月5日