香港事務への干渉、外交部が米国に停止を要求

香港事務への干渉、外交部が米国に停止を要求。

タグ:香港 米国 外交部

発信時間:2019-08-06 14:00:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 中国外交部の華春瑩報道官は5日、記者からの質問に回答した際に、香港事務への干渉を停止するよう米国に再び要求した。また「一国二制度」を貫徹し、香港の繁栄と安定を守る中国の確固たる決意を、いかなる人物も過小評価してはならないと強調した。


 記者からは「米議会トム・ラントス人権委員会共同委員長、下院議員のスミス氏らはポンペオ米国務長官やロス米商務長官に宛てた連名書簡の中で、香港の『平和的な抗議活動』の『鎮圧』に支援を行わないよう求め、抗議活動を『暴動』と定義づけることに反対した。中国側はこれについてどのように論評するか」という質問があった。華氏は次のように述べた。


 米国側の関係者は白黒を転倒し、是非の区別をつけておらず、陰険な下心を持っている。我々はこれに断固反対する。


 周知の通り、過激な暴力分子は鉄棒を振るい、立法会と中連弁ビルを攻撃し、公共施設を意図的に破壊し、公共交通を妨害し、危険物と攻撃武器を隠し持ち、致命的な手段で警察を襲撃し、警察を包囲し殴る蹴るの暴行を加えさらには指を噛みちぎり、国章を汚損し国旗を侮辱しているが、米国側にはこれを「平和的な抗議活動」と称する人間がいるのだろうか。良識を持った人ならば、これらの暴力行為が文明的な社会の限度をとっくに超え、平和的な抗議活動及び自由な主張の範疇を超え、香港の法治を蹂躙し、香港市民の生命と財産の安全を脅かし、「一国二制度」の原則に触れていると判断するはずだ。果たしてこれを放任できようか。


 米国側は国内に普遍的に存在する警察による職権濫用、暴力的な法執行の問題を意図的に回避し見て見ぬふりをしているが、香港の警察の専門的な働きぶり、忍耐心の強さ、文明的な法執行に対して横槍を入れ、さらには侮辱・攻撃している。これでは米国側の傲慢と偏見、偽善と冷血、身勝手と覇道を世界の人々によりはっきり示すばかりだ。暴力の横行と法治の喪失は、米国側が期待する人権の自由であるのだろうか。


 我々は米国に対して、暴力・違法分子の放任を停止し、特区政府の法に基づく施政の破壊を停止し、香港事務への干渉を停止するよう再度要求する。「一国二制度」を貫徹し、香港の繁栄と安定を守る中国の確固たる決意を、いかなる人物も過小評価してはならない。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月6日


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