外交部の華春瑩報道官は10日、香港問題はいかなる外国の干渉も容認できないとし、英国に対し内政干渉するすべての行為を直ちにやめるよう申し入れをしました。
英国のラーブ外相が9日、香港の目下の情勢について特別行政区の林鄭月娥行政長官と電話で話し合いました。これに関する記者からの質問に対して、華報道官は「今の香港は中華人民共和国の特別行政区で、すでに英国の植民地ではない。英国は香港に対して主権も統治権も監督する権利もない。香港問題はいかなる外国の干渉も容認できない。基本法により、香港特別行政区の外交問題は中央政府が責任をもって管理するとしている。英国が香港に直接電話をして圧力をかけるのは間違いだ。中国は英国に対し、香港問題に介入し、中国の内政に干渉するすべての行為を直ちに停止し、香港に対して指図をしたり、煽ったりしないよう求める」と指摘しました。
「中国国際放送局日本語版」2019年8月11日