臨沂艦、空母・遼寧艦を最もよく理解した軍艦

臨沂艦、空母・遼寧艦を最もよく理解した軍艦。者は1日、このイエメン中国人退避行動で全国民に知られることになったスター艦に乗艦した。臨沂艦の主要通路には、記念品が飾られている壁があった…

タグ:臨沂艦 遼寧艦 着艦 危機

発信時間:2019-08-18 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 臨沂艦は2018年に海軍の競争を通じた技能コンテストに参加し、「海鷹杯」の首位に輝いた。「生命杯」「戦神杯」では2位の好成績を収めた。張氏によると、これらのコンテストは実際の作戦を背景とし、実戦に最大限に近づけた内容となった。例えば「戦神杯」は艦砲大会射撃コンテストだ。無人遠隔操作艇が無人標的を曳航し海上を自由に高速移動した。出場艦艇は出撃命令を受けると、標的の捜索を行い脅威を判断し、攻撃の決意を固め、高速で接近・展開し攻撃を行うという、一連の戦術的動作を終えた。全過程が実戦的で、艦艇指揮員の柔軟な対処の能力を高め、兵士全体の共同作戦能力を高めた。


 張氏と趙井冬政委は、兵士全体が危機意識を持ち、常に作戦を展開し戦争に対応する備えをしなければならないと考えている。ある重大任務の遂行前、彼らは兵士全体に家族への遺書を書かせ、軍人という職業の危険性を実感させようとした。「最初はストレスになるのではと懸念もしていた。予想外に、任務中は誰もが士気を高揚させた。しかも効率的かつ正確に任務を遂行した」


 中国海軍の航跡は全世界に及ぶ。2012年末に配備された臨沂艦を例とすると、四大陸・五大洋に航跡を残しており、10カ国の12港に停泊している。航行距離は13万カイリ以上。年平均の海上任務遂行時間は200日以上で、所在支隊艦艇の海上演習・訓練・戦備任務遂行の記録(年間計315日)を樹立した。


 艦上の淡水使用状況からも、中国海軍の軍艦の性能及び作戦能力の向上を見て取ることができる。張遠洋二級軍士長は1996年に入隊した。90年代は艦上の淡水が非常に高額で、1トンの燃料で1トンの水を作ると形容されていたという。「当時船の淡水は供給量が制限されており、朝晩に5分ずつ提供された。シャワーは雨の日の雨を利用した。通常であれば、私たちの任務遂行期間は最長20数日だった」


 臨沂艦の淡水は現在、自由に使用できる。兵士食堂にはコーヒーメーカーが設置されている。中国海軍は高度成長期に入り、設備の更新がスムーズだ。遠洋任務も急増し、列島線を通過し大洋で任務を遂行することは、中国海軍にとって日常茶飯事になっている。張氏は「中国の海外における利益の拡大に伴い、中国海軍の使命・任務が拡大している。臨沂艦が身を挺する機会も増える」と述べた。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年8月18日

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