中国外交部の華春瑩報道官は13日、米国側の香港に関する悪質な発言に関する記者からの質問に回答した。関連発言は事実を蔑ろにし、黒白を転倒し、天下が乱れることをひたすら願っていると述べた。
記者からは「ペロシ米下院議長、マコーネル米上院議員、ルビオ米上院議員らがツイッターで、香港特区警察が暴力でデモ参加者を鎮圧していると批判し、さらに中国中央政府が香港の民主と自由を侵食しているとでたらめを言っている。これについて中国側はどのようにコメントするか」という質問があった。華氏は次のように回答した。
米国側は香港で現在起きている暴力事件が米国と関連していることを何度も否定しているが、質問にあった複数の米議員の発言は世界の人々に新たな証拠を提供した。彼らは事実を蔑ろにし、黒白を転倒し、暴力犯罪を人権及び自由の獲得と美化している。香港警察が法に基づき法を執行し、犯罪を撲滅し社会の秩序を守ることを、暴力による鎮圧と歪曲している。彼らはさらに香港市民に対して、香港特区政府及び中国中央政府と対抗するようそそのかしている。まさに「天下が乱れることをひたすら願っている」というのだ。
米国では議員も立法者と呼ばれるが、これらの米議員に対しては果たして立法者なのか、それとも法を曲げる者なのかと質問せざるを得ない。香港の事務は完全に中国の内政であり、香港の事務に対していちゃもんをつける権力も資格もないと教えてやろう。あなたたちは自分のことをやってればいい、香港のことで心配してもらう必要はない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年8月14日