外交部(外務省)の耿爽報道官は22日の定例記者会見で「香港の繁栄と安定を守ることは14億中国人の共通の意志であり、国家の分裂を企み、中国のイメージを悪くする言動に対して海外にいる華人・華僑と中国人留学生が憤りを表明するのは当然のことだ」と述べた。
【記者】複数の西側国高官はウォールストリート・ジャーナルに対して、最近英国やオーストラリアで起きた香港での暴力活動に反対するデモ行進について、当地に駐在する中国の外交機関が組織・支持したものとの見方を示し、懸念を表明した。これについてコメントは。
【耿報道官】最近外国のいくつかの都市で、確かに在外華人・華僑及び中国人留学生が街に繰り出して、祖国統一を支持し、香港の繁栄と安定を守るようにとの願いと訴えを表明した。国家の分裂を企み、中国のイメージを悪くする言動に対して彼らが憤りを表明するのは当然のことであり、情理にもかなう。
われわれは在外中国人が理性的に愛国心を表現し、自らの安全を守ることに注意するよう希望する。
中国政府は一貫して在外中国人に現地法規の遵守を求めている。同時にわれわれは、関係国が在外中国人の合法的活動を尊重し、理解し、彼らの合法的権益を保障し、守ることも希望する。
現在、数多くの香港同胞を含む14億中国人の香港情勢に対する最大の訴えは暴力と混乱を制止し、秩序を回復することであり、最大の期待は香港の繁栄と安定を守ることだ。これは14億中国人の共通の意志だ。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年8月23日