「109カ国の軍人9308人が参加する。大会の規模は過去最大で、種目数も過去最多」第7回世界軍人運動会が18日、湖北省武漢市で開幕する。Yahoo!ニュースは17日、「100カ国以上の1万人弱の軍人が中国中部の武漢に集まり、軍の栄誉と世界平和をアピールする。スポーツの魅力により、武漢は世界の注目の的になる」と報じた。
世界軍人運動会は国際軍事体育理事会(CISM)が主催する、世界の軍人にとって最も格式の高い大型総合性運動会で、4年毎に開催されている。中国での開催は今回が初。中国国防部は武漢で17日に開いた記者会見で、次の情報を発表した。
これは中華人民共和国成立70周年に中国が開催する重要な国際的総合体育行事だ。中国政府と中国人民が大国の責任を果たし、軍事スポーツ交流を推進し、世界の平和と発展を促進する積極的な実践だ。50数カ国の国防部長、軍代表者、各国駐中国武官などが開幕式に出席する。
関係責任者が17日に発表した情報によると、今年は過去最多の27競技・329種目に分かれる。各国はそうそうたる顔ぶれを派遣する。今年の選手の中には五輪や世界大会で優勝した67人が含まれる。リオ五輪トップ8は118人、近代五種競技世界トップ10は8人、前大会の軍事特色5競技の覇者は43人。これが世界の軍人の五輪であり、激しい競争が展開されることが分かる。中国軍は553人という史上最大規模の代表チームを作った。選手406人が健闘する。
報道によると、ロシア代表は過去6回のうち5回で金メダル数トップになっている。今年は多くの世界的に有名な選手からなる強豪チームを派遣した。ブラジル代表も輝かしい戦績を手にしており、第5回大会では金メダル数でトップになった。ブラジルは今年、中国に次ぐ規模の代表団を派遣した。またフランス、ドイツ、米国、韓国も強豪だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年10月18日