王毅国務委員、香港問題の2つの基本的事実を語る

王毅国務委員、香港問題の2つの基本的事実を語る。香港市民がこれら外部勢力の邪な下心を見抜き、香港特区政府が法に基づき香港の法治を取り戻し、中央政府も憲法と基本法に基づき一国二制度を貫くことを信じている…

タグ:香港 民主 暴力 一国二制度 内政

発信時間:2019-10-23 10:12:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 王毅・国務委員兼外交部長は現地時間21日、パリで新華社の独占インタビューに応じ、香港問題に関する質問に答えた。王氏の発言内容は下記の通り。


 香港関連問題は中国の内政だ。国連憲章によると、いかなる国も他国の内政に干渉できない。香港問題について、2つの基本的な事実を伝える。


 1つ目の基本的な事実は、現在香港で見られるのは平和的な行進ではなく、街頭における混じり気なしの暴力であるということだ。暴徒はほぼ同じ服装をし、同じようなマスクをかぶり、鉄の棒や火炎瓶を持ち、何はばかることなく違法犯罪活動を行っている。彼らは店や公共施設を破壊し、罪なき市民を殴り、地下鉄や空港を麻痺させている。さらには警察を公然と襲撃し、警察の命を直接脅かしている。これは徹頭徹尾の違法犯罪だ。この行為はいかなる国や社会であっても受け入れられない。香港は法治を尊び、いかなる行動も法治の枠組み内で行われなければならない。いかなる不満も暴力をはたらく理由にはなりえない。そのため現在の香港で最も重要なことは、暴力と混乱を阻止し、秩序を取り戻し、法に基づき政を行うことだ。


 2つ目の基本的な事実は、一部メディアを含む一部の外国勢力が基本的な事実を顧みず、さらには黒と白を転倒させ、香港の街頭における暴力を民主と主張し、警察の法に基づく行動を暴力と侮辱していることだ。この歪曲が生じたことにはさまざまな原因があるのだろうが、次の2点は非常に明確だ。まず、彼らは偏見によって目が隠されている。彼らの心の中には邪悪が満ちており、基本的な事実を無視し、デマを流し侮辱しようと躍起になっている。2つ目の原因は、この勢力が街頭の違法犯罪を奨励・放任する目的は、香港を混乱させ、香港の数世代の人々が構築した発展と繁栄を葬り、香港が一国二制度の実施後に手にした大きな歴史的進歩を葬ることだ。しかしここで強調しておくが、この企みは絶対に実現されず、実現は絶対にありえない。


 香港市民がこれら外部勢力の邪な下心を見抜き、香港特区政府が法に基づき香港の法治を取り戻し、中央政府も憲法と基本法に基づき一国二制度を貫くことを信じている。世界の良識ある人々が、香港で起きていることに対して客観的かつ公正な態度を持つことを願う。


 香港で起きている暴力は実際に、その他の国によって複製されている。スペインのカタルーニャ、英ロンドンの公共施設、さらにはチリの街頭でだ。一部のデモ隊は、現地を第二の香港にし、香港の街頭の暴力を複製すると表明している。ある人は香港の暴力を「美しい風景」と称している。この説はすでに最低限の良識を失っている。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年10月23日

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