西側メディアはここ数日、香港情勢について極めて客観性の欠けた報道を行っている。彼らは西側の人々の香港情勢に対する認識をミスリードすると同時に香港の暴徒を応援し、香港の混乱情勢という火に油を注いでいる。環球時報が伝えた。
香港の警察は月曜日、多くの暴徒から包囲された。暴徒はさらに警察の銃を奪おうとした。現場の声はよく聞き取れないが、動画の警察が複数の暴徒に警告していたことは動作から明らかで、その後警告に効果がなく暴徒に発砲した。しかし西側メディアは報道の中で、暴徒が銃を奪おうとした明らかな意図と行為を回避した。英ガーディアン紙(電子版)はさらに恥知らずにも、暴徒が銃を奪う動きを編集でカットした。西側メディアはいずれも、警察側が武力を濫用している嘘の画面を演出した。
香港の現在の情勢で最も危険なのは、警察の武力濫用だろうか。これはもちろん違う。香港情勢の真の危険は、これが多くの罪なき人を標的とする人道的な災いに転じつつあることだ。同じ月曜日、街頭で「私たちはみな中国人だ」と述べた男性が暴徒にガソリンをかけられ、点火された。これはこの人道的な災いの縮図だ。
月曜日には各地で一般人が殴られる状況が発生した。動画を見ると、若い女性が黒服の群れに殴られ、侮辱された。ある男性は黒服の群れからリンチされた。また日本人観光客が殴られ血を流した。記者や民間人からの報告によると、街頭でデモ隊を撮影していると疑われた場合、デモ隊の道路占拠に不満を示した場合、さらには中国共通語を一言でも口にした場合は暴力を振るわれる恐れがある。
マスクをつけた黒服の群れは火曜日、香港城市大学、香港中文大学など多くの大学を再び占拠した。これらの構内で大陸部の学生が圧力にさらされ、報復の標的になることを懸念している。一部の学生は学校から離れており、まだ校内に残っている学生も寮から外出できなくなっている。多くの学生が学校を離れる予定を立てている。客観的に見て、混乱する政治情勢において特定の集団が粛清されている。