火曜夜、香港中文大学を占拠した暴徒は学校の車両に火を放った。暴徒の一部はSNSで、警察が逮捕された学生を釈放しなければ学校を爆破すると言い放った。これはすでにテロリストの脅迫だ。しかし西側主流メディアがこれらの暴徒に対して、公然と批判し責任を追及するのを未だ目にしない。
香港の暴力と混乱はさらにエスカレートしており、一般人を対象とする上述した暴力も加わっている。さらに多くの観光業関係者が完全に収入を失い、生活面で困窮している。この都市が人道的な災いを迎えていることが分かる。しかし西側メディアは意図的にこの恐ろしい様子を無視するか、あるいはこれをあっさり描写するに留めている。引き続き香港警察の発砲に焦点を絞り、物議を醸している。彼らの良識はどこにあるのかと疑問を禁じ得ない。
黒服のマスク着用者はより凶暴になっているが、香港の警察は自制的だ。これはこの上なくはっきりした事実だ。さもなければ暴徒たちはあれほど猛り狂うことができるだろうか。香港に関する報道で、中国人は多くの西側メディアが客観的に報じるのではなく、自分の立場を優先し職業的な道徳などまったく顧みない正体を目にした。彼らの香港に関する報道は、西側メディアの歴史上の恥辱と言える。
ジャーナリズムと人類社会の正義という2つの角度から同時に、西側メディアの香港「条例改正問題」発生後に演じている役割を批判しなければならない。彼らは本来ならば第三者として、これほど深刻な混乱が香港の前途にとって、どれほど大きな損失を意味するかをよりはっきり認識できるはずだ。しかし彼らは香港の過激なデモ隊の暴力活動を奨励し、応援している。彼らは香港が暴徒によって支配され、間違った道を歩み衰退に向かうことをまったく惜しまないことを、自分自身で最もよく知っているはずだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年11月13日