香港の暴力がエスカレート、中国は米英の論調を批判

香港の暴力がエスカレート、中国は米英の論調を批判。しかし世界でも香港の暴徒による暴力行為を批判する客観的な声が出始めている…

タグ:暴力 過激派 破壊 襲撃 警察

発信時間:2019-11-13 14:11:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「デモ隊は香港を麻痺させ、ストップさせようとしているが、これは極めて自己中心的な行為だ。暴力的な抗議活動が狙い通りになることはなく、口にしている政治的な主張を実現することはない」香港特別行政区の林鄭月娥長官は12日午前の記者会見で、過激派が同日も「3つの停止」(ストライキ、都市機能停止、休講)を呼びかけ、暴力行為を絶えずエスカレートさせていることを批判した。


 同日、一部の過激なデモ隊が各地で道路を占拠し、鉄道を破壊し、歩行者を襲撃した。さらには市民の安全を顧みず高所から道路に鉄棒、鉄筋、ガラス瓶を投げつけ、地面に釘とガソリンをまいた。暴徒の攻撃目標はすでに警察から、香港の大陸系企業、大陸部の学生や市民に移っている。最近になりすべての一般人を攻撃し、脅威にさらしており、完全に理性を失っている。


 香港の暴徒のエスカレートする暴力行為は世界にショックを与えている。米英政府はこのすでに隠せなくなった暴力を認めざるを得なくなったが、それと同時に白と黒を混同し「各方面の暴力行為を批判する」と表明した。西側メディアは恥知らずにも動画の編集、偏った報道などにより世界の世論をミスリードしようとしている。中国外交部の耿爽報道官は12日の記者会見で、「米英は公正らしい言論を発表したが、これは是非と偽善を混同する彼らの姿を再び露呈した。彼らが口にする正義は再び、彼らのダブルスタンダードと下心を再び露呈した」と述べた。


 しかし世界でも香港の暴徒による暴力行為を批判する客観的な声が出始めている。ある日本人観光客が11日、香港で撮影中に中国大陸部の人と勘違いされ、黒服の暴徒に殴られ頭に怪我をした。産経新聞の報道後、日本のネットユーザーはSNSで「これでも彼らが暴徒ではないと言うならば愚かすぎる」とコメントした。


 ロシアのニュースサイトは11日、香港で取材を行った記者の記事を掲載した。「意見が異なるというだけで過激派は罪なき市民を火だるまにした。これらのいわゆる『民主派』が権力を握ったら、意見の異なる人をどのように扱うか想像してみるがいい。私は断固として香港警察の側に立ち、暴徒への強硬な措置を支持する」


 中国外交部駐香港特派員公署の報道官は12日、「過激派は暴力行為をエスカレートさせている。地下鉄車両に火炎瓶を投げ込み、街頭で暴力を振るい、意見の異なる市民をガソリンで焼いた。その手段は残酷で、テロと変わりない。『平和的な集会』や『言論の自由』、人類文明及び道徳の範疇をはるかに超えている。英国の政治家は警察の法執行、暴力・混乱制止の努力を上述した暴行と一緒くたにした。これは暴徒と結託し気脈を通じる彼らの真の姿を再び露呈しており、香港市民と国際社会から批判されることは間違いない」と表明した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年11月13日

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