中国とポルトガルは連日、ポルトガルで写真展やシンポジウムなどのイベントを催し、澳門(マカオ)中国復帰20周年を記念している。人民日報の取材に応じたポルトガル各界の関係者は、「一国二制度」のマカオにおける実践の成功を高く評価し、マカオが復帰から20年に渡り注目すべき発展の成果を手にしたと表明した。「一帯一路」及び粤港澳大湾区の建設の持続的な推進に伴い、マカオは新たな発展のチャンスを迎え、マカオの未来はより美しくなるとの観点を示した。
ポルトガルのCrux元外相は「復帰によりマカオの発展が新たなページをめくった。マカオがこの20年で手にした発展の成果は、復帰前の1世紀よりも多いほどだ。私はこの20年に渡り、ほぼ毎年マカオを訪問し、その急発展を目にした。中国中央政府は20年に渡りマカオの発展を力強く支え、マカオ経済の多元的な発展を推進した。マカオは復帰後、経済発展で大きな成功を手にし、世界で経済成長率が最も高い経済体の一つになった。1人あたりGDPは世界トップレベルだ」と述べた。
マカオ元総督のVieira氏は「この20年で私はマカオを数回訪問し、常に新たな発展と変化を感じ取った。今日のマカオは現代化の程度が非常に高く、外国の投資家に対する魅力が増している。マカオは復帰後に急成長を実現したが、これは中国内陸部の発展と繁栄のおかげだ。マカオの発展は中国中央政府の支持を受け、マカオは中国内陸部の発展からチャンスを手にした」と話した。