ポルトガルのコスタ首相はメディアの取材に応じた際に、「マカオは現在、東洋と西洋、ポルトガルと中国を結ぶ重要な架け橋になっている。マカオ社会では多元的な文化が共存し、異なる国と文化の住民が調和的に暮らしている。これはマカオの数百年に渡る文化の特色だ。一国二制度はマカオに繁栄と安定をもたらし、マカの文化の多様性を維持するため貢献した」と述べた。
マカオは復帰後、中国とポルトガル、中国とポルトガル語圏諸国の経済・ビジネス・文化交流及び協力を強化する架け橋・舞台になった。中国政府は2003年に、中国・ポルトガル語圏諸国経済貿易協力フォーラム(マカオ)を主催した。公式データによると、同フォーラムの設立後、中国・ポルトガル語圏諸国間の貿易が急発展し、貿易額は2003年の110億ドル超から2018年の1473億5400万ドルに拡大した。
Crux氏は「粤港澳大湾区の建設は、マカオの多元的な発展により多くのチャンス、より広大な市場とスペースを提供する。大湾区の建設に溶け込むことで、マカオの発展は新たなチャンスを手にし、地域全体の発展を促す。マカオが大湾区建設に積極的に参加することで、マカオの経済貿易及び観光などの業界が利益を手にする。中国とポルトガル語圏諸国のビジネス協力にサービスを提供する場としてのマカオの地位がさらに固まる。マカオの未来はより美しくなるだろう」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年12月19日