国務院新聞弁公室は20日午後、湖北省武漢市で記者会見を開いた。
中央指導チームメンバー、国務院副秘書長の丁向陽氏は「中国政府は在中外国公民の生命と安全を高度に重視している。中国で新型コロナウイルス肺炎に感染した外国公民を同等に扱い、速やかに効果的な治療を行う。中国で新型コロナウイルス肺炎の感染が確認された、もしくは感染の疑いのある外国公民について、中国側は関連法の規定に基づき当事者の意向を尊重した上で、患者の状況を関連国の在中公館に報告する」と紹介した。
外交部のデータによると、19日午後6時現在に中国で新型コロナウイルス肺炎の感染が確認された外国公民は29人で、うち10人が湖北省。18人が完治・退院しており、死者は2人。9人が現在、隔離治療を受けている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年2月21日