国際社会は連日、中国の新型コロナウイルス肺炎と戦う努力を高く評価している。中国が「最も勇敢、最も柔軟、最も積極的」な対策を講じ、積極的な成果を手にし、世界の公衆衛生事業に重要な貢献を成し遂げたとしている。
「新規感染者の減少が最良の証明」
感染症がもたらした厳しい挑戦を前にし、中国は全国の力を挙げ速やかに最も全面的で、最も厳格で、最も徹底的な感染対策を講じた。中国・WHO(世界保健機関)新型コロナウイルス肺炎共同専門家調査チーム(以下「同チーム」)は、中国の対策は感染症の発展の流れを変え、疾病の国際的な拡散を防ぐ力強い最初の防衛ラインを敷いたと判断した。
同チームの外国側チーム長のブルース・エイルワード氏は、「中国は非常に実務的かつ系統的なプランにより感染を予防・抑制した。これらの対策は人々に深い印象を残しており、かつ実際の効果の発揮にとって極めて重要だ」と強調した。
英ケンブリッジ大学上席研究員のマーティン・ジェイクス氏は、「感染症と戦う中国の姿は印象的だ。中国政府は力強く対応し、非常に効果的な対策を講じた。新規感染者数の減少が続いているが、これはその最良の証明だ」と話した。
豪ABC(電子版)は「武漢市は短期間内に新型コロナウイルス肺炎患者の治療に特化した病院を建設した。この危機はまだ過ぎ去っていないが、新規感染者数が徐々に減少している。中国は我々すべての人に教訓を残したとみられる」と伝えた。
「最も勇敢な対策」
同チームは報告の中で、中国は「最も勇敢、最も柔軟、最も積極的」な感染対策を講じ、感染拡散・蔓延を防ぎ、ウイルスの人から人への感染を防止する上で顕著な効果を手にしたと判断した。世界は感染症に打ち勝つ中国政府の揺るぎなき決意、中国人の団結力、中国の制度の大きな優位性を目にした。
エイルワード氏は「中国は各地の差別化対策を講じ、驚異的な集団行動力と協力の精神を示した。またテクノロジー駆動は、中国の感染対策の大きな特徴になった」と強調した。
ジェイクス氏は「これは未知のウイルスで、当初は誰もその感染源と特徴を知らなかった。これが対応の難易度を上げたことは間違いない。感染の遮断が唯一できることだったが、中国はこれを実現した。中国の制度の優位性は、感染症に効果的に対応できた重要な理由だ」と述べた。
シンガポール国立大学東アジア研究所教授の鄭永年氏は、「中国の感染対策はハイペースで、人類の歴史においても極めて稀だ。国全体が直ちに動員をかけ、政府当局者、解放軍、一般人が全員参加した。これは非常に得難いことだ」と話した。