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中国の退院患者が6万人を突破 世界115カ国・地域が感染。最新の公式データによると、中国で完治し退院した患者の数は10日に6万人を突破した。北京時間11日12時現在、世界115カ国・地域で新型コロナウイルス肺炎の感染が発生している…
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最新の公式データによると、中国で完治し退院した患者の数は10日に6万人を突破した。北京時間11日12時現在、世界115カ国・地域で新型コロナウイルス肺炎の感染が発生している。
幸いに、全国の10日に完治し退院した患者の数は1578人にのぼり、28日連続で1000人を超えた。同日の全国の新規感染者は24人で、5日連続で2桁台に留まっている。湖北省を除く全国各地の新規感染者は11人で、うち新規域外輸入感染者は10人（北京市は6人、上海市は2人、山東省は1人、甘粛用は1人）。また黒竜江省現地で感染者が1人出た。9日24時現在、中国で報告されている域外輸入感染者は79人。
中国国家衛生健康委員会報道官、宣伝司副司長の米鋒氏は11日、全国の1日あたりの新規感染者及び新たに感染の疑いが出た患者は、5日連続で2桁台を維持している。武漢市を除く中国現地の新規感染者は過去5日間で2人となっている。感染状況は全体的に低い水準を維持しており、状況が持続的に好転している。
地域別に見ると、感染状況が最も深刻な湖北省の10日0時から24時にかけての新規感染者は13人。うち武漢市が13人で、その他16市・州はゼロ。武漢市を除くと、湖北省は6日連続で新規感染者がゼロとなっている。
海外に目を向けると、世界の感染状況は依然として楽観できない。北京時間11日12時まで、中国を除く世界114カ国・地域で3万7449人の感染者が出ており、死者は1136人にのぼる。イタリア、韓国、イランの感染状況が比較的深刻だ。うちイタリアの感染者は1万283人、死者は631人。イランの感染者は8042人、死者は291人。韓国の感染者は7755人、死者は61人。
イタリアは10日夜に電話を使い、中国側に援助を求めた。中国外交部は、イタリアに医療物資の援助を提供すると表明した。イタリア側が必要であれば、感染対策を支援するため医療チームも派遣するという。四川大学華西医院呼吸・救急医療科主任の梁宗安氏、重症医学科小児ICU看護師長の唐夢琳氏が中国赤十字会志願専門家チームに加わりイタリアに向かった。人道支援物資を携え、イタリアの新型肺炎共同対策を支援する。
世界保健機関（WHO）のテドロス事務局長は10日、「中国では最近、新型肺炎の感染者に大きな減少傾向が見られる。感染状況に逆転が生じ、ウイルスが退却しつつある。国際社会は中国が勝ち取った時間を十分に活用し、ウイルス拡散を早期抑制するべきだ」と述べた。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2020年3月12日
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