習近平国家主席は24日夜にブラジルのボルソナーロ大統領、カザフスタンのトカエフ大統領、ポーランドのドゥダ大統領とそれぞれ電話で会談した。新華社が伝えた。
習主席はボルソナーロ大統領との電話会談で「私はブラジルの感染状況の推移を注視している。ブラジル側ができるだけ早期に感染拡大を抑え込むことを希望する。本日中国はブラジルを含むラテンアメリカ・カリブ諸国と事務レベルのテレビ会議を開き、感染防止・抑制について意見交換した。中国側はブラジル側にできる限りの支援を行い、世界規模の感染拡大を防ぐために力を捧げたい」と表明した。
トカエフ大統領との電話会談では「現在カザフスタンでも感染拡大の勢いが生じている。トカエフ大統領の指導の下、カザフスタンは果断な措置を迅速に講じて、全国民に対して責任を持つ姿勢を示した。中国側はこれを高く評価する。友好的隣国及び恒久の包括的・戦略的パートナーとして、中国側はカザフスタンの現在の状況を我が身の事のように感じており、積極的に支え、援助する」と表明した。
ドゥダ大統領との電話会談では「中国側は感染症と戦うポーランドの政府と国民の努力を断固として支持する。中国側はポーランドを含む中・東欧17か国と衛生の専門家によるテレビ会議も開き、感染防止・抑制に関する情報と手法を迅速に共有した。中国側は人類運命共同体の理念を堅持しており、ポーランドを含む世界各国と感染症との戦いにおける協力を強化して、世界の公衆衛生上の安全を共に守りたい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年3月25日