中国の劉暁明駐英大使は7日、英イブニングスタンダード紙に掲載された署名記事の中で、「感染症を前にし、英米の少数の政治家は事実を顧みず、黒と白を転倒させ、中国に汚名を着せようと躍起になっている。これは事実上、全人類に危害を及ぼす政治のウイルスを作っている」と記した。記事の要旨は下記の通り。
新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大し、世界の感染症との戦いが重要な段階を迎えている。ところが英米の一部の政治家はあれこれと策を練り、中国に汚名を着せる嘘をあちこちで撒き散らしている。嘘は千回繰り返しても事実にならない。
この行為は世界の公衆衛生の安全を守る中国の多大な貢献を無視し、ウイルスを特定の国及び地域と結びつけることに反対する世界保健機関(WHO)の専門的な提案に背き、また国際社会の感染対策協力の大局を損ねた。そのダブルスタンダードの偽りを露呈し、国際社会から批判・反対されている。
感染症が悪魔だとするならば、これらの政治家の言論は傲慢・偏見・差別に満ちた「心の闇」を曝露している。国際社会は悪魔を隠れさせてはならず、共に断固反対するべきだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月8日