トランプ米大統領は11日にツイッターで、NYタイムズが「新型コロナの感染源は中国ではなく欧州」としたことを激しく批判した。「環球時報」が伝えた。
NYタイムズは複数の医学専門家の研究報告書を引用し、ニューヨークのウイルスは「アジアからではなく、主に欧州からの渡航者がもたらしたもの」と伝えた。「中国を対象に当初から渡航禁止を実施していた」ことを自画自賛してきたトランプ氏は、これに強い不満を持った。NYタイムズも引かず、同日中に長編記事を掲載した。大量の内情を暴き、詳細なタイムラインにより、トランプ政権の「新型コロナウイルス対策の失敗」を証明した。
双方が激しくやりとりをした同日、米国の新型コロナウイルスによる死者が2万人を超えた。米国はイタリアを抜き死者が最も多い国になった。全米50州が「大規模災害宣言」を出した。ワシントン・ポストは、イタリアの状況が現在やや緩和しているが、米国は依然として感染カーブの「上り坂」の段階にあり、新規感染者がほぼ毎日増加しているとため息混じりに伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月13日