【新華社北京4月11日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は10日夜、ベネズエラのマドゥロ大統領と電話会談した。
習主席は、新型コロナウイルスの感染発生後、中国は一貫して開放的かつ透明な責任ある態度で、世界保健機関(WHO)や国際社会と感染状況に関する情報を速やかに共有し、国際協力を幅広く展開してきたと指摘。中国がベネズエラの現状を理解するとともに、既に複数回にわたり防疫物資を援助し、ハイレベルの医療専門家チームを派遣していると述べ、ベネズエラと感染予防・抑制での協力を強化し、引き続き支援していく意向を示した。
習近平国家主席は10日夜、メキシコのロペスオブラドール大統領とも電話会談した。
習主席は、緊急医療物資調達に対する協力など、中国がメキシコに対し引き続きできる限りの支援をしていくと表明。中国が一貫して人類運命共同体の理念を堅持し、感染対策の国際協力を積極的に進め、世界保健機関(WHO)の活動を揺るぎなく支持すると強調した。
「新華網日本語版」2020年4月12日