「人口14億人と960万平方キロメートルの土地を擁する中国はすでに感染を抑制した。米国がんばれ、強大さを保て!」。中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は12日のツイッターで、中国の感染症との戦いの措置を紹介したうえ、現在新型コロナウイルス感染症の感染例が世界で最も多い米国に声援を送った。環球網が伝えた。
華報道官はまず「新型コロナウイルスは人類にとって未知のウイルスだ。中国は最も早く報告し、公開、透明、かつ責任を負って対応し、約2か月の間に情勢を抑制した」と投稿した。
また、華報道官は米国の感染症対策の時期的推移を紹介し「1月初め、米側は(感染状況を)正式に通知された。1月末、米国の専門家が訪中した。1月25日、米国の武漢総領事館が閉鎖された。2月2日、米国は中国との国境を封鎖した(過去14日間に訪中した外国人の入国を全面的に禁止した)。不幸なことに、2か月が過ぎて、米国で(新型コロナウイルスに)感染、死亡した人は最も多い)」とした。
最後に「人口14億人と960万平方キロメートルの土地を擁する中国はすでに感染を抑制した。米国がんばれ、強大さを保て!」とした。
華報道官はこれに先立つツイートで、中国側の対米支援にも言及し、「命が第一だ。命より大事な事はない。中国は米国に必要な物資を提供した。これは米国の医療従事者をより良く守り、米国人の命を危険の中からより多く救うためだ」とした。
華報道官のツイートに、西側のネットユーザーには賛同しない声もあるが、多くは支持している。例えば、あるネットユーザーは「中国のような驚くべき対応と管理(能力)を示した国はない。西側世界はこのようなことができない。彼らは非難するだけだ。彼らは(他者を)非難するのではなく、(ウイルスとの)戦いに専念すべきだ」とコメントした。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年4月13日