国家衛生健康委員会疾病予防管理局の監察責任者の王斌氏は13日、国務院共同感染対策メカニズムの記者会見の席上、「中国の東北方向、及び綏芬河口岸を始めとする陸路口岸の域外感染者輸入状況が深刻だ。国境口岸地区の市・県級医療衛生機関の感染対策能力の建設を強化し、1本目の防衛ラインの効果を着実に発揮するべきだ」と述べた。
情報によると、綏芬河口岸の輸入感染者対策の需要に基づき、国家衛生健康委員会は作業チームと専門家チームを現場に派遣した。派遣人員の中には、管理及び感染・重症・呼吸などの医療専門家、及び衛生救急、感染症抑制、実験室検査などの公衆衛生専門家が含まれる。
王氏によると、国境口岸都市の感染対策の需要に基づき、国も医療設備、検出試薬キット、関連実験室設備、防護物資などをさらに調達し、国境口岸都市の対策能力の強化を支援する。
国家移民管理局辺防検査管理司の劉海涛司長によると、国家移民管理局は活動を絶えず強化し、不要不急の人員の越境流動を最小限にしている。第3国の人員の国境口岸からの出入境を禁止し、各種国境地区出入境証書の発給を厳しく制限し、観光・親戚及び友人訪問など不要不急の出入境活動を制限している。出入境口岸・ルートを厳しく管理している。同時に国境地区の市民向けの法律政策宣伝教育を強化し、隣国の移民管理部門との法執行協力を強化している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月14日