猛威を振るう感染症は、トランプ政権に持続的かつ危険な政治の圧力を生み出している。外に責任を押し付け、人々の視線と怒りの矛先をそらすことは、再選を目指すトランプ氏と共和党にとって生死に関わる差し迫った問題だ。彼らは手中のすべての資源とツールを活用し、この災いが「中国のせい」という論調に出来る限り多くの燃料を注ぎ、人々の疑問の視線を最大限に中国側にそらそうと全力を尽くすはずだ。世界保健機関(WHO)への攻撃は、この流れを強めるため新設された中継基地だ。
米国の国民、国際社会は本当にそれほど騙されやすいのだろうか。米国にも世界にも、一部の賛同者と支持者が存在する。しかし人類の常識的な判断、真の科学の方がより大きな力を持つ。米国の感染対策がこれほどお粗末な責任が米国以外にあるはずがあろうか。米国の内外において、人心という天秤が傾くことは絶対にない。
米政府は嘘により危機を乗り越えようとしているが、最終的により大きな危機に陥るだけだ。そう、彼らはより大きな犠牲を払うことになるのだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月21日