・責任追及と賠償請求
華報道官はシンガポールで先ほど行われた世論調査を引用し、次のように述べた。
中国人の政府の感染対策に対する満足度は最高で、米国の2倍だ。国連、WHO、世界各国の指導者、特に権威ある専門家と医療分野の専門家は、中国の感染対策を高く評価している。中国側の措置は速やかで力強く効果的で、世界の感染対策に貢献したと判断している。
米国側はどのような責任を追及したいのだろうか。米国は世界で医療資源が最も豊富で、実力・技術とも最強かつ最も先進的な国だ。今や米国の診断率、感染確定者数、死者数はいずれも世界一だ。米国はこの状況下でありながら、自国の対応不足の責任を中国に転嫁し、濡れ衣を着せると吹聴・扇動しているが、どの面下げて中国を非難するのか。まさか彼らは自国民に謝罪すべきではないというのか。責任を追及するならば、米国民が米政府の数人の政治家に追及するべきだ。いかなる是非の観念も持たず、是非を一緒くたにし、さらには際限なく中国に濡れ衣を着せるべきではない。
彼らのやり方は、何が理不尽で、何が強盗かということを分かりやすく説明するだけだ。
・問題の調査
中国はWHOと緊密な連絡を維持している。WHOは「国際保健規則」に基づき審議委員会を設置し、重大感染症について適時評価を行い、世界の公衆衛生対策能力を高めている。これはWHOの職責の一つだ。
中国側は感染終息後の適切な時期に、国際保健規則に基づき、WHO総会もしくは執行委員会の許可を受け、WHO事務局長の名義で審議委員会を設立することを支持する。オープンで透明で包容な手段により、新型コロナの世界的な感染対策を評価し、国際社会の感染対策の経験と不足を総括することを支持する。またWHOの活動の強化、各国の公衆衛生の中核能力の建設促進、世界の重大感染症he
の対応力の強化について提案する。中国は常にWHOの活動を支持しており、米国側も積極的に協力・支持することを願っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月9日