中国外交部の華春瑩報道官は9日の定例記者会見で、米国の当局者による関連発言について次のように述べた。
中国側はいわゆる「中米露軍縮協議」に参加する意向はなく、この立場は非常に明確だ。米露の「新戦略兵器削減条約(新START)」の延長問題について、米国側は再三中国を槍玉に挙げているが、これは他国に責任を押し付ける米国の一貫した常套手段だ。米国は近年、条約を破棄し離脱を続けており、かつ核実験再開の問題について議論している。このような国の当局者が「誠意ある協議」と口にするのを聞くと、非常に馬鹿げた胡散臭い感じがする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月10日