夜間着艦訓練を行う「太原」の艦載ヘリ(劉飄撮影)
中国海軍の第35次護衛艦隊はこのほどアデン湾、ソマリア海域で「太原」と「荊州」の艦載ヘリコプターによる昼夜を跨ぐ飛行訓練を実施した。中国新聞網が伝えた。
アデン湾海域は中国海軍の多くのパイロットにとって、すでに見知らぬ海域ではない。だが今回初めて護衛任務に参加した肖高尚氏とその飛行部隊にとっては全く新たな舞台だ。
「来る前に我々は過去の護衛経験を参照して数多くの学習と研究を行った。『面識はないが、すでに熟知している』と言える」。肖氏は「到着後、我々は海と空の状況をさらによく把握し、計画とマニュアルを見直して完全なものにし、艦艇と艦載機の合同訓練を強化した。現在では連携はより緊密になり、組織はより効率的になり、自信も深まった」と述べた。
それでも肖氏とその飛行部隊は今回の昼夜を跨ぐ飛行訓練に対して少しも怠ることなく、護衛任務の特徴と結び合わせて、巡回警戒、偵察・証拠収集など的確な海賊対処訓練を実施した。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年6月10日