中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は10日の定例記者会見で、李克強総理が11日にドイツのメルケル首相とテレビ会談を行うことを明らかにした。
華報道官は「感染症と共に闘う過程において、中独は同舟相救い、互いに助け合い、自国内の感染拡大を効果的に抑制するとともに、積極的に責任を引き受け、国際的な団結と協力を提唱し、世界保健機関(WHO)を断固として支持した。現在両国は共に感染症対策と経済・社会発展の任務を統合的に計画・推進し、企業活動の再開を加速し、各分野における中独協力の『再開』と『早送り』のボタンを押している。これは中独両国の共通利益にかなうだけでなく、国際的な産業チェーンとサプライチェーンの安定維持に寄与し、世界が景気後退から一日も早く抜け出す後押しとなる。両首相はテレビ会談で中独関係、中国EU関係及び感染症との闘いにおける国際協力などの議題について重点的に意思疎通を図り、今後の広範な分野における実務協力の拡大を検討する。今回の会談が中独関係がさらに大きな発展を得る後押しとなることを期待する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年6月11日