米国のデービッド・スティルウェル国務次官補は現地時間18日、ポンペオ国務長官と楊潔チ中国共産党中央政治局委員・中央外事活動委員会弁公室主任がハワイで対話を行った期間中、朝鮮問題について協議したことを明らかにしました。
これを受けて、外交部の趙立堅報道官は、19日の定例記者会見で、「米国と朝鮮は向かい合って歩み、互いの合理的な関心に配慮して、朝鮮半島の政治的な解決プロセスを推進していくうえで実際的な努力を払うことを望む」と述べました。
趙報道官は、また、「楊主任は対話の中で、『半島問題の政治的な解決を推進していくことが各側の利益に合致する』と指摘した」と述べたほか、「中国は終始、半島の平和と安定の維持、半島の非核化、対話と協商を通じた問題の解決を堅持している」と改めて中国政府の立場を表明しました。
「中国国際放送局日本語版」2020年6月20日