中国外交部の趙立堅報道官は19日、北京で行われた定例記者会見で、「米国が新疆関連問題を利用して中国の内政を干渉し、中国に泥を塗り、中国の発展を阻止しようとする企みは失敗する運命にある」と述べました。
中国国際テレビ(CGTN)は18日、新疆のテロ対策を英語で紹介するドキュメンタリー「新疆のテロ対策の記憶」を放送しました。一方、米大統領は同日、「ウイグル人権法案」に署名しました。
これに対して、趙報道官は、「新疆のテロ対策を記録したドキュメンタリーは具体例、明確な事実によって、新疆におけるテロ・過激化の取り締まりの必要性を説明し、そのために中国が払った大きな努力を紹介した」と述べました。
その上で、趙報道官は、「米国側の法案は事実を無視し、中国政府による新疆政策と新疆の人権状況を悪意を持って非難し、新疆におけるテロ・分離主義・過激化への対策に泥を塗り、対テロについて赤裸々な『ダブル・スタンダード』を取ろうとしている。中国はそれに断固として反対する」と強調しました。
「中国国際放送局日本語版」2020年6月20日