英国のボリス・ジョンソンは現地時間14日、華為技術(ファーウェイ)の英国の5G建設への参加について最終決定を下し、正式に排除を宣言した。
ファーウェイ英国法人の広報担当のエドワード・ブルースター氏は14日夜、この決定に「失望した」と表明した。「これにより英国はデジタル発展のペースを落とし、消費者の通信費を拡大し、かつデジタル格差を深める可能性がある。当社は政府に本決定の見直しを求める。当社は米国の新たな規制措置が、英国に提供する製品の靭性と安全性に影響を及ぼすことはないと信じている。当社の英国における未来の発展が政治に左右されているが、これは安全問題ではなく米国の貿易政策によるものだ」
英紙『ガーディアン』の報道によると、この最新の決定により英国の通信事業者のコストが20億ポンド拡大する。このコストは最終的に消費者に転嫁される。英国立経済社会研究所(NIESR)は、ファーウェイ排除により貿易摩擦が発生した場合、英国の国内総生産(GDP)が0.75%減少すると分析した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月15日