中国共産党中央政治局常務委員会は17日、洪水対策と救援活動をテーマに会議を開きました。習近平総書記が会議を主宰し、重要な談話を発表しました。
6月以降、洪水対策と救援活動は順調に進められ、効果を上げています。現在、全国は洪水対策の期間に入り、長江流域の中流・下流、黄河流域の上流・中流、さらに海河、松花江、淮河流域では深刻な水害が起きる可能性があります。
これについて習総書記は、「洪水対策と救援活動は人民の生命・財産の安全、食糧の安全、経済の安全、社会の安全、国家の安全にかかわるものである。今年は小康社会の全面的構築や貧困撲滅の堅塁攻略戦の勝利、『第13期五カ年計画』の最後の一年であり、洪水対策と救援活動を適切に行うことは非常に重要だ」と強調しました。
さらに活動の重点として、習総書記は各党委員会や政府がそれぞれの責任を明確にすること、警報レベルの向上と範囲の拡大を強化して救援活動に力を尽くすこと、被害後の復旧作業を丁寧に計画して速やかに生活や経済の再開を促進すること、今後の被害防止を重視して災害対応能力の強化を『第14期五カ年計画』に組み入れることなどを求めました。(Mou、星)
「中国国際放送局」より 2020年7月18日