香港の新型コロナ感染者が3000人を突破、感染状況が深刻化

香港の新型コロナ感染者が3000人を突破、感染状況が深刻化。香港の29日の新型コロナウイルス感染者は118人で、累計3002人にのぼった。感染者が1日あたり100人を超えるのは8日連続…

タグ:香港 ウイルス コロナ 

発信時間:2020-07-30 14:25:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 香港の29日の新型コロナウイルス感染者は118人で、累計3002人にのぼった。感染者が1日あたり100人を超えるのは8日連続。香港各界は感染の急拡大を懸念しており、より厳しい感染対策を講じ、中央に早急に支援を求めるよう呼びかけている。


 特区政府衛生署衛生防護センターの29日の発表によると、この118人のうち現地の感染者は113人で、そのうち46人の感染源が不明だ。香港では現在まで24人が新型コロナウイルスに感染し命を落としている。


 香港では新たな感染の波が急激に押し寄せており、多くの市民が恐れ、無力になっている。医療現場に大きな圧力がかかり、さらなる感染拡大のリスクが上がっている。特区政府衛生署衛生防護センターの資料によると、28日夜の時点で118人の感染者が入院できておらず、うち1人は感染が確認されてから7日になるが病院に送られていない。


 林鄭月娥行政長官は29日のビデオメッセージの中で、「新たな感染の波が勢いよく訪れ、香港現地の感染者が急増している。その多くの感染源が不明で、感染者は各地・各業界に跨る」と述べた。

 

 特区政府政務司の張建宗司長は、「大規模な市中感染の可能性が非常に高い。今回の感染の波は、過去半年で最も深刻かつ最大の挑戦と呼べる。今後2、3週間が極めて重要だ」と述べた。

 

 中央の指導者の指示に基づき、国家衛生健康委員会、香港特区政府食物・衛生局、マカオ特区政府社会文化司が24日、新型コロナウイルス感染対策特別テレビ会議を開催した。広東省衛生健康委員会の担当者も出席した。大陸部と香港・マカオの専門家は、仮設病院の建設及び管理、PCR検査などについて議論を掘り下げ、技術交流を強化し経験を共有した。


 28日付香港紙『文匯報』は社説の中で、「中央は香港の感染症との戦いを全力で支援し、香港の市民の幸福と健康・安全に配慮している。香港に対する中央の一貫した関心・愛護・支持を十分に示している」と指摘した。

 

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月30日

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