外交部の汪文斌報道官は7 日の定例記者会見で、中国は米国がいち早く感染症に打ち勝つことを望むと同時に、米国の一部政治屋が中国に責任をなすりつけることをやめるよう求めると明らかにしました。
米国のテリー・ブランスタッド(Terry Branstad)駐中国大使が6日に上海を訪れた際、感染症が広がる中で、中国から米国に輸送された防疫物資は多くの命を救ったと述べたうえで、交流や協力を一層促すことにより感染症による影響をともに克服していきたいと示しました。これに対し、汪報道官は「感染症は国境や種族と関係なく、人類共通の敵である。団結と協力こそが最強の武器で、人命救助が最も切羽詰まった課題である」と強調しました。
「中国国際放送局日本語版」2020年8月8日