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発信時間：2020-08-12 10:55:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　米国小児科学会と小児病院協会が共同で発表した最新の報告書によると、新型コロナウイルス感染症の流行後、米国では38万人を超える子供が感染している。しかも子供の感染者は最近、急増しているという。

　同報告書は米国各地で発表された子供の感染データをまとめた。データによると、7月9日から8月6日にかけて米国の子供の感染者数は20万人余りから38万人以上に増加し、4週間内に90％増加した。米国各地の「子供」の定義にはばらつきがあるが、30州以上が0-19歳と定義している。

　またデータによると、子供の感染者は全体の9.1％を占めており、子供10万人あたりの感染者は501人。子供の入院患者は全体の0.5-5.3％を占めており、子供の死者は全体の0.4％以下。

　米国小児科学会は「子供の重症者は現時点では非常に珍しいが、各州は引き続き新型コロナの検査、感染確定、患者の入院状況、各年齢層の死者などの詳細な情報を報告し、引き続き子供の健康への影響を記録・観測できるようにする必要がある」と発表した。

　米国で子供の感染が最近急増している理由について、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校公衆衛生大学院副院長、疫学教授の張作風氏は新華社に「子供の感染はカリフォルニア州、テキサス州、フロリダ州に集中している。これらの感染が深刻な地域では成人の感染者が激増しており、これにより子供の感染者が増えている。また子供の感染増は、若者の集会が多く、学校が再開されたこととも関連している可能性がある」と述べた。

　張氏は「子供の患者は通常、症状が軽めだ。重症は主に肥満、喘息、その他の疾病と関連している」と説明した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2020年8月12日

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