在中国米国大使館の微信(WeChat)公式アカウントが31日に発表した情報によると、在上海米国総領事のSean Stein氏が上海の3年の任期を間もなく終え、上海領事エリアを離れることになった。Stein氏は動画の中で中国語を使い、上海における生活や勤務に関するさまざまなことを語り、この現代的で美しく快適な都市が忘れがたいと述べた。また交流と協力はより良い中米関係をもたらすと話した。
在中国米国大使館が発表した動画の中で、Stein氏は赤い電動自転車に乗って街頭を行き来し、中国語で「ここに3年滞在している。ここでの暮らしと勤務を気に入っているが、帰らなければならない」と話した。
「過去3年で多くの場所を訪れ、多くの人と知り合い、多くの美しい思い出を作ることができ喜んでいる。貿易、教育、文化、保健、環境のすべての分野に私たちの姿があり、すべての交流と協力に私たちの努力がある。これは私たちの相互理解を深め、またより良い米中関係をもたらすことだろう」
Stein氏は上海について、米中関係の交流がここで始まり、ここで「上海コミュニケ」が署名されたため、米中関係にとって上海は特殊だと述べた。「米国の上海総領事になれたことが光栄だ。私たちの活動が中米関係の発展を促進したからだ。私が初めて上海を訪れたのは1995年で、上海の変化は非常に大きい。上海は私が暮らしたことのある最高の都市の一つだ。ここには伝統と現代、東洋と西洋が集まる」
Stein氏は上海における生活や勤務に関するさまざまなことを語り、店でスマホ決済により商品を購入した。「私は多くの店とその経営者を知っている。ここにはさまざまな宅配サービスとフードデリバリーがあり、生活が非常に便利だ。上海はハイペースで、科学技術がすべての人の前進を促している」
Stein氏は最後に「上海はますます良く発展するだろう」「ここでのすべてを永遠に忘れない」と述べた。
在中国米国大使館及び領事館の公式サイトの資料によると、Stein氏は在上海米国総領事だ。在瀋陽米国総領事を歴任しており、任期内に米国の各州との協力を通じ中国から10億ドル以上の投資を米国に導入し、同時に米国企業数十社を中国市場に進出させた。Stein氏はさらにナイジェリアの在ラゴス大使館、インドネシアの在ジャカルタ大使館、中国の在成都総領事館での勤務歴を持つ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年9月1日