インドのジャイシャンカル外相の印中関係に関する最新の表明について、外交部の趙立堅報道官は29日の定例記者会見で、「ジャイシャンカル外相が中印関係には重要な意義があると強調したことは、インドが両国関係を重視していることの表れであり、中国はこれを肯定している」と述べました。
ジャイシャンカル外相は28日に演説し、印中関係には協力と競争が共存し、今まさに岐路に立っており、ここでの選択は両国と世界に大きな影響を与えると表明しました。ジャイシャンカル外相はまた、印中関係発展の3つの決定的要素と8つの基本原則を示しました。
これについて趙報道官は、「国境問題と二国間関係は結びつけるべきではない。これは過去数年来、両国関係が持続的に前進して得た重要な経験である。インドが中国と互いに歩み寄り、意見の相違を適切にコントロールし、実務協力を推進し、両国関係を再び正しい軌道に戻すことを希望する」と強調しました。
「中国国際放送局日本語版」2021年1月31日