ブリンケン米国務長官は17日、世界保健機関(WHO)に滞納していた2億ドル余りを今月末までに拠出することを明らかにした。新華社が伝えた。
これについてブリンケン氏は新型コロナウイルス問題に関する国連安保理の会合で、「WHOに対する米国の最も新しいコミットメントを体現している。これによってWHOが世界を率いて新型コロナのパンデミックに対処する取り組みにおいて、しかるべきサポートが確実に得られるようになる」とした。
昨年、トランプ政権はパンデミックに速やかに対処できなかったとしてWHOを非難したうえ、脱退と拠出停止を宣言した。一方、バイデン現大統領は1月の就任当日にWHOへの復帰を宣言した。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年2月18日