米国よ、中国はこのような厳正な要求を出すべきだろうか。中国にその権力がないと考えるならば、中国が新疆統治で何をなすべきか、何をなさざるべきかを決める権力が米国のどこにあるというのか。
中露と多くの発展途上国はすでに、米国及び西側と人権問題を語る基礎を失っている。後者が真に関心を寄せるのはもはや人権そのものではないからだ。彼らは一方的に人権とは何かを決め、彼らだけで世界のルールを決める覇権を握ろうとしているからだ。中露が彼らのこのような乱暴・無礼を受け入れ、彼らの野心に屈服することは決してない。
国際社会の大多数のメンバーは、米国及び西側の中露への圧力の実質、中露が彼らの何に断固反対しているかを見極められるはずだ。この世には、覇権主義の少数の受益者を除けば、威張り散らし強い者の利益を優先する覇権主義を好む人は少ない。これは長期的な戦いになりそうだが、正義は中露と多くの発展途上国の側にある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月24日